皆さまこんにちは
久保史緒里です。
さて、いよいよ本日
乃木坂46版 ミュージカル
『美少女戦士セーラームーン』2019
いよいよ幕を開けます。
ずっとこの日を待ち望んでいたはずなのに、
今は不安や緊張も、
その気持ちに上乗せしてやってきています。
気づけば、この日まで毎日
セーラームーンのことだけを考えていて。
そんな自分が
オーディション期間、
乃木坂46のことだけを毎日
考えていた時期と
少し重なったのですよね。
ここまで夢中になれることに
出会えたことを
まずは幸せに思います。
でも出会えた奇跡はこれに留まらず。
私はキャストの皆様、
この舞台を支えてくださるスタッフの皆様、
本当に沢山の方に出会うことができました。
再会もあれば、新しい出会いも多く。
全員が私にとって大切で。
全員が愛を持って、
毎日お稽古に取り組むその時間が
私は自分でも驚く程に大好きでした。
長かったようで
あっという間だった
お稽古期間。
私は本当にキャストの皆様に
支えていただいていました。
『申し訳ない』という気持ちが
拭えなかった時期をいつしか抜け出し、
今は『ありがとう』の気持ちで
溢れかえっています。
その気持ちを、愛を、
舞台上で届けられたらいいな。
再演というプレッシャー。
歴史ある本当に素晴らしい世界。
大好きなセーラームーン。
私の中にいる感情たちが
絵の具のように混ざり合っては、
欲しかった色に届かない。
そんな日々を息苦しく思っていた時間も
あったかもしれないけれど
自分自身がそうしてしまっていたことに
気づき、何かが変わった。
演目は同じであっても、
また新しい世界をお届けできるのではないかなと思っております。
見所というものは本当に
これと絞ることができないほどなのです。
一瞬たりとも見逃して欲しくない
瞬間たちが集まった、
眩しい時間です。
そして
大切で大好きなセーラー戦士たち。
うさぎちゃんにとっての彼女たち、
同じように、彼女たちにとっての
うさぎちゃんはどんな存在なのか。
そのことを日々考え毎日を過ごしました。
その中で生まれた愛。
久保史緒里として感謝を伝えたい人たち。
セーラーマーキュリー /水野亜美 役
向井葉月ちゃん。
凄く悩んでいた姿に、
私にできることはないかなといつも考えていたけれど、葉月はいつもその壁を一人で越えようとするから、今回こそは力になりたかった。
そのはずなのにまた私が助けられてしまったね。葉月が亜美ちゃんでいてくれたから、私がうさぎちゃんでいられたんだよって伝えても足りないぐらいに伝えたい。
ありがとう。
セーラーマーズ / 火野レイ 役
早川聖来ちゃん。
一気に距離が縮まったね。最初はこんな風になれるなんて思いもしなかった。あなたの天性の人柄、真面目なところ、人間らしいところ、その全てに惹かれていました。レイちゃんのことが誰よりも好きだからこそ、考えることも多かったと思うけれど、あなたしか演じられないレイちゃんはもう既に素敵すぎます。
私の肩をいつも支えてくれたあなた。
ありがとう。
セーラージュピター / 木野まこと 役
伊藤純奈さん。
まさかまた純奈さんと舞台に立てるなんて。
この舞台の話を聞いたときに言ってくれた言葉がね、涙が出るほどに嬉しかったよ。
結果、迷惑もまたかけてしまったけれど、
寛大な心で受け止めてくださり、
4人のお姉ちゃんでいてくださり
本当にありがとうございました。
まこちゃん、素敵すぎるまこちゃん。
純奈さんとのあのシーンはいつも心が揺れる。
ありがとう。
セーラーヴィーナス / 愛野美奈子 役
田村真佑ちゃん。
いつどんな時も笑顔でいるから、あなたは周りを傷つけない分、自分が傷ついたり、悩んだりしたことも多かったかもしれません。そんな時寄り添えるような人になりたかった。真佑は本当にお姉さんだね。だけど妹みたい。5人でいる時は身を委ねてくれる真佑のことが大好きだよ。どんどん美奈子ちゃんになっていく真佑がかっこよかった。
真佑の台詞に何度涙したことか。
ありがとう。
彼女たちの前でしか見せられない自分。
新しい自分に出会わせてくれた人たち。
4人のことが大好き。
まだまだ、幕が開いていない今、
寂しさも混じった、私の100の感情を
書いてしまいましたが、これは、
始まりを告げる合図と言いましょうか。
ええ、私にとってそんなブログです。
兎にも角にも、
どんなに不安でも
どんなに楽しみでも
どんなに怖くても
乃木坂46版 ミュージカル
『美少女戦士セーラームーン』2019
本日初日を迎えます。
1公演1公演、新鮮に、とても大切に。
このカンパニーで舞台に立てることへの
最大級の喜びと嬉しさを感じながら、
東京公演、駆け抜けたいと思います。
抱えきれないほど大きな愛を
皆様にお届けできますよう、
尽力致します。
宜しくお願い致します。
そして最後に
井上小百合さんが
卒業を発表されました。
私が私を認められなかった時期、
私のことを好きと言ってくださった、
初めての方でした。
加入前も加入後も、
その姿から活動する上で大切なことを本当に沢山教えてくださった方。
今回のセーラームーンのことも、
私が不安なことを知ってなのか、
嬉しいという言葉をくださいました。
会う度に嬉しくて、
だけどそれをちゃんと伝えられなかった私。
ふとこの前、小百合さんって声をかけました。
幸せな時間でした。
小百合さんの佇まいが大好きで、
残りの時間、学びたいことがいっぱいです。
ああ...涙が止まらないのですよね。
本当に何もかもが魅力的で素敵な方。
今までもこれからもずっと大好きです。
これからも宜しくお願い致します。
楽しむって決めたんだから。
また書きますね
久保史緒里
愛。
それ以外の言葉が見つからないぐらい、
これで溢れかえる毎日だった。
幸せだった。
この感情を、今度は届ける側に。
乃木坂46版セーラームーンミュージカル
「初日」心から楽しめました。
キャストの方々の存在感、
歌声、立ち振る舞いに、
最初から最後まで圧倒され続けました。
アンサンブルの皆さんの
キレキレのダンスも、楽しくて。
見ごたえのある殺陣。
こんなに魅力的だったのかと、
あらたな発見があった
乃木坂46のメンバーの5人。
最初から最後まで、
一瞬たりとも目が離せませんでした。
失礼ながらセーラームーンを知らない僕は、
久保さんの演技を観たくて
行ったのですが、
すっかり、この舞台が大好きになりました。
皆さんが温かく、助け合って、
みんなで素晴らしい舞台にしようと、
真剣に、作り上げて来たことが、
お互いを見る目でひしひしと
伝わってきました。
一人一人の演者の方々が、
愛おしくさえ感じる、この不思議な感覚。
久保ちゃんが涙した、山内優花さんの
ブログを拝見していたからでしょうか。
今回は、キャスト紹介を
拝見させていただいていたおかげで、
舞台が100倍楽しめました。
一人一人全員に握手して、
「ありがとう」と言いたい気持ちです。
今まで久保ちゃんを観てきて、いや、
久保ちゃんしか見てこなかった僕ですが、
今日は本当の意味で、
観劇ができたと思います。
本当に楽しかった。
僕は思ったことしか言えないタイプです。
お世辞や、気を遣ってとか、
元気づけるためとかでない、
心の底からの感情。楽しかった。
今でも心喜んでいるのが、
自分でも分かります。
あーコメントが止まらない。
心が興奮していて、
言葉が溢れてきます。
文字を打つ手が間に合わない。
久保ちゃんは、
すっかりうさちゃんになっていました。
最後の挨拶までうさちゃんでした。
思わず深くうなづいていました。
戦士たちと出会い、
タキシード仮面と出会い、
舞台が進むうちに変化していく様が、
手に取れるほどに伝わってきました。
皆さんとの関係性が、愛に溢れていて、
それがお互いを見る目を見るだけで、
分かりました。
1月でこれほどまでに深くつながれる
のが不思議です。
そして「叫び」。
久保ちゃんにしかできない叫び。
僕にとって、もはや久保ちゃんと言ったら「叫び」のような。
それだけ心に響きました。
「叫び」の一つ一つが心に響きました。
舞台ザンビ、ドラマザンビの「叫び」
も印象的でしたが、
それとも全く違う叫び。
そして震えるような深みのある声。
演技の神様がプレゼントしてくれたのかな。
そうだとしたら、久保ちゃんの努力を
見てくれていたからでしょうね。
うさちゃんは強い人でした。
でもそれは人を圧倒するような
強さではなくて、弱いからこそなれる強さ。
弱いから強くなろうとする。
自信がないから、頑張る。
不安だから、みんなから愛される。
だから美しい。だから輝いている。
うさちゃんは久保ちゃんでした。
今回注目していた点。歴史があり、
プロのキャストやアンサンブルの方々が
何年もかけて作り上げて来た演目に、
乃木坂46のメンバーが、
どのように入っていくのか。
なぜ乃木坂46なのか、
考えていたその意味。
僕の曇っていた心は、
戦士たちが登場した瞬間に、
澄んだ秋の空にのように
晴れ渡っていました。
変身シーンを観て受けた、
雷に撃たれたような衝撃と、
知恵の輪が解けたような感覚。
アイドルの輝きが、戦士たちを可愛く、
魅力的にしていました。
見た目の魅力だけでなく、
普通の女の子から、
ある日突然アイドルになったゆえの
葛藤だとか、それでも前を向いて
進もうとするひた向きさだとか、
愛され続けるアイドルの一人一人の魅力が、
戦士たちと重なって輝いて見えました。
プロの演者とアイドルの魅力が
相乗効果となって、
唯一無二の舞台になったと僕は思います。
セーラームーンを長年愛して来られた
ファンの方々に、失礼のないようにと
観劇マナーを気をつけましたが、
大丈夫だったかな。
満場の割れんばかりの拍手は、
セーラームーン ファンの方々と
一緒に楽しめた証だと勝手に思い、
嬉しく思いました。
気がついたら拍手で手が
痛くなっていました、痛いから、
もっと強く拍手しました。
演者のみなさんの乗り越えてきたものを
考えたら、手がどうにかなってもいいと
思いました。見せてくれた素晴らしい舞台。
それをどのように伝えればいいか分からないから。
とにかく、今までにしたことのないような
最大限の拍手を贈りました。
今日は本当に初日の演技ですか。
まったく信じられません。
久保ちゃんだから期待はしていたけれど、
ここまで作り上げてくるとは。
見上げたら小さく見えるくらいの
僕のはるか上空を、棒高跳びで、
飛び超えて行かれた感じがしています。
次は土曜のソワレ。
初日を観て、これ以上の演技は
あるのだろうかと思う。
とにかく、今回の僕のテーマは、「楽しむ」。
固定観念や思い込み、予断を心の中から探して、
ゴミ箱にポイして、頭を空っぽにして、
子供のような心で楽しみたいと思います。
電車が動いている限り、行きます。
動いていなくても何とかして行きたい。
いや、皆さんの安全が第一ですね。
あとは皆さんが怪我なく、
千穐楽まで駆け抜けられるように
願うのみです。
Moonlight Moonlight Starlight Starlight ♪